イタリア語の表現力が身に付く参考書「こんなとき、どう言う?イタリア語表現力トレーニング」
最近買ったイタリア語の参考書「こんなとき、どう言う?イタリア語表現力トレーニング」のレビューです。
- Nuovo Espresso 2のLezione7まで修了
- 現在形、近過去、半過去、再起動詞、命令法、条件法、ジェルンディオまで学習(未来形はまだ)
- スクールで学んだ年数は4年と7ヶ月(現在おやすみ中)
- 実用イタリア語検定の過去問題では、4級まであと一歩
「こんなとき、どう言う?イタリア語表現力トレーニング」の良いところ
イタリア語表現力トレーニングのツイッター(@itariagohyougen)がタイムラインに流れてきたのがこの本を知ったきっかけです。
毎回1パターン、例文、解答をツイートしてくれるので、本の内容はツイートで知りました。
ツイッターを見るだけでも勉強になります♫
この本を買おうと書店へ行きましたが同じような本をが数冊ありましたのでしばらく立ち読みしてくらべて見ました。
多色刷りでわかりやすいなど、他の本もそれぞれに身直的でしたが、結局とびぬけてシンプルで読みやすそうな紙面のこの本を選びました。
まだ途中までしか進めていませんが、今の自分のレベルにあった良い本に巡り合えたと思っています。
- シンプルで読みやすい紙面
- 順を追って応用していける
- テーマごとに5つの表現パターンを学べる
- 解説がわかりやすい
- 注意点や別の表現方法も教えてくれる
- CDの声がわかりやすい
24のシチュエーション×5パターンの表現方法のシンプル構成
私にとって読みやすいというのは、参考書を継続して勉強するためにかなり重要なポイントです。
この本の構成はとてもシンプル。
お礼を言いたいとき、意見を言いたいときなど全部で24のテーマがあります。
許可を求める/人に何かを頼む/感謝を述べる/断る/賛成・反対する/義務や必要性を表す/理由や原因を表す/手段を表す/目的を表す/人を何かに誘う/感想を尋ねる、言う/気分を表す/好き嫌い・興味について言う/意見を言う/否定する/くらべて言う/能力や可能性を表す/お詫びする/時を表す/天気を表す/過去の出来事について語る/繰り返しを表す/受け身で表す/推測する
イタリア語表現力トレーニング もくじ より
各テーマで
- 5つのパターンを見て例文を解く
- 解説で理解を深める
- 応用問題を解く
- 少し難しい応用問題を解く
の段階を踏んで理解し、身につけていくことができます。
文字も比較的大きめで、紙面もすっきりとして見やすいので理解しやすいです。
24×5パターンなので覚えられそうな気が♫
順を追って応用していける
最初に、各構文のパターンが図解されていますので、そのパターンに沿って例文を解いていきます。
次のページには、例文の解答と解説があります。
それを理解した上で、応用問題を解きます。隣のページには解答と回答文に関しての解説があります。
さらに少し難しい応用問題を解くことでしっかりとパターンの理解を深めることができます。
1つのパターンにつき3つの文章を作るので、5パターンあるので全部で15の文章を解きます。
多過ぎず続けやすい分量だと思います。
私の場合は解説文をじっくり読みながら覚えるというよりは、問題を解きながら学んでいく方が身につきやすいように思います。
テーマごとに5つの表現パターンを学べる
1つのテーマにつき5つの表現パターンを習得できれば、応用の幅が広がりますね。
知っているパターンを見たときは復習になりますし、知らない構文に出会ったときは何度も繰り返し勉強するようにしています。
知らない表現ばかりだと覚えることが多くて挫けそうになりますが、知っているものも少なくないので大体私のレベルに合っていると思います。
それが続けられるポイントの一つかなと思います。
知っている構文も、うろ覚えなことが多いですが、、
解説がわかりやすい
また、解説も簡潔でわかりやすいのがいいです。違う表現方法も教えてくれたり、注意ポイントも解説してくれます。
細かい解説だと頭に入ってこないのです💦
CDの声がわかりやすい
CDの声も重要なポイントです。最初に日本語で作者の中矢慎子さんの声で文章が読み上げられ、その後にイタリア語でアンドレア・フィオレッティさんが解答を読んでくれます。
アンドレア・フィオレッティさんの声はとても聞き取りやすくスピードも速くないのでシャドーイングしやすいです。
先にイタリア語、次に日本語訳という順番のCDもありますが、私は先に日本語がきて、答え合わせをする形でイタリア語の音声を聞く方がやりやすいので、このCDが気に入っています。
私は駅から職場まで10分ほど歩く間、誰も周りにいないときは、音声を聞きながらマスクの中でボソボソとシャドーイングしながら歩いてます。
イタリア語→日本語の順がいいとか、日本語→イタリア語の順がいいとかイタリア語だけで覚えるべきなど色々な意見があり、どれが正解なのか、あるいはどれも正解なのかもしれませんが、私は日本語から入る方が頭に入りやすいように思います。
「CDブック これなら覚えられる! イタリア語単語帳」という本ももっていますが、こちらはイタリア語→日本語のCDです。
この本は気に入っていますが、CDのイタリア語→日本語の順番は、私にとって特に単語は覚えにくいです。
まとめ
この本は、初級を抜け出して中級を目指すくらいのレベルの方にはいいのではないかと思います。
何度も繰り返すうちに身についていく良い本だと思います。
まだ、半分も進んでいませんが、なんとか最後まで続けて繰り返し学習したいと思います。
繰り返し繰り返ししながら進めているので歩みが遅いのです、、💦