年老いた母と行く浅草、日光の旅〜新幹線編〜

先日と弟と3人で6年ぶりの家族旅行に行きました。
行き先は母のリクエストの「日光東照宮」と、経由地点の浅草に一泊。
この旅の希望は、
- 行きはスペーシアXに乗る(出来ればラウンジシート)
- 帰りは東北新幹線に乗る
- 母の負担を減らすため行きは浅草で一泊する
- 日向東照宮に近い宿に泊まる
ということで、手頃なパック旅行が見つからず宿と電車をそれぞれ個別に予約しました。
旅行の1ヶ月ほど前から予約をし始めましたが、祝日を挟む日程でどの宿も金額が高めでしたので予算との兼ね合いに少してこずりました。
旅慣れていないので、チケットの取り方や宿の選択など一つ一つにつまづきました。
できるだけ安くいけるようにしたかったのですが、結果安くついたのか高くついたのか、、、、。
幸い旅はとても楽しいものとなりましたので、結果オーライということで、、。
お得だった点とこうすれば良かったという反省点を交えてご紹介したいと思います。
まずは、列車編「新幹線〜切符購入から乗車まで〜」です。
- 予約をした時期:1ヶ月前から徐々に
- 目的地/1泊目:浅草
2泊目:日光 - 交通機関/1日目/大阪→東京:東海道新幹線
2日目/浅草→東武日光:スペーシアX
3日目/JR日光→宇都宮、宇都宮→東京/東北新幹線、東京→大阪/東海道新幹線 - 観光地/1日目/浅草寺、スカイツリー(遠目)
2日目/日光山輪王寺 家光廟大猷院、神橋、日光金谷ホテル(外観見学)
3日目/東照宮将軍着座の間特別祈祷ツアー
新幹線の切符の買い方
新幹線の切符の買い方は、みどりの窓口、自動券売機、インターネット、旅行代理店などがあります。
私はこれまで新幹線の切符(乗車券+特急券)もJR西日本のおでかけネットからJR東海の「スマートEX」で予約していたので、新幹線といえばここで取れると思っていました。
e5489とスマートEXの違いもいまだにわからない
JR西日本のe5489とJR東海のスマートEXとの連携はできないようです。
いまだにどうすれば一番安く購入できたのかはよくわかりませんが、早特21ワイド(新大阪↔︎東京間2,350円割引)が利用できる場合は行きも帰りもスマートEXで取って東北新幹線部分はえきねっとのeチケットトクだ値14などで取るというのが安いのかもしれません。
私が購入した時は、行きの新大阪→東京は早特21ワイドが取れたので、割引がありました。
帰りも結果的にはスマートEXで取ったのですが、えきねっとで新大阪まで取るか、東京まで取るかで悩んでいる間に早特21ワイドは選択できませんでした。
結果:割引なしの場合 合計 約34,660円のところ30,450円で4000円ほど安くはなりました。
行き・スマートEX/のぞみ 新大阪→東京 1人12,370円(早特21ワイド割引△2,350円)
帰り・スマートEX/のぞみ 東京→新大阪 1人14,720円 ・えきねっと/東北新幹線なすの 宇都宮→東京 1人3,360円(トクだ値14割引△1,460円)
えきねっとで購入したJR東海やJR東日本の特急券はJR西日本圏内では発券できません
えきねっとで新大阪まで通しで購入していたら17,880円なので、早割21ワイドを使えなくてももう少しさ安くなったと思います。
ただ、行きの場合は、えきねっとでJR東海の新幹線の切符を購入してしまうと、JR西日本管轄内で紙の切符を発券できないので関西圏から出発する場合はご注意ください。
西日本管轄のエリアを出発地点にした場合、下記の画像のような注意事項が出てきて教えてくれます。

多分一番安く買えるのは、東海道新幹線を行きも帰りもスマートEXで早特21ワイド割引適用、東北新幹線をえきねっとのeチケット「トクだ値14」の30%割引を利用する(合計28,100円)ことではないかなと思います。
そうはいっても、あちこちのサイトをウロウロしている間に頭がこんがらがってきて、、💧
本当はどれが一番いい買い方なんでしょうね、、
※2025年4月1日からJR東海のエクスプレス予約、スマートEXの割引改定が行われていますので、ご注意ください。詳しくはこちらのスマートEXサイトのお知らせでご確認ください。
えきねっとのeチケットは発券できる?
スマートEXで購入したチケットも、えきねっとで購入したeチケットも発券できます。
基本的には購入後ICOCAなどのICカードに紐付けして乗車するようですが、発券機やみどりの窓口で紙のチケットを発券することも可能です。
紙で発券しても割引分はそのまま適用されます。
私は、東京駅の上野東京ラインのホームの発券機で発券しました
購入したクレジットカードをいれるだけでよかったので楽でした。
日光から宇都宮までの紙のチケットも発券したからかもしれませんが、eチケット分はオプションボタンをタップして、「eチケットを発券する」といったような文言があったのでそれにチェックを入れてから発券しました。
正確なボタン名と文言を忘れてしまいました。すみません
eチケットだけの購入ならそのまま発券されるのかもしれません。
なぜ発券したかというと東京駅で東海道新幹線と乗り換える時に乗り換え改札が紙の切符しか使えないと書かれていたからです。
ICカードだと一旦改札をでてから、東海道新幹線の改札に入り直すようなことが書かれていたので、母をつれていることもあり、できるだけシンプルな方法で乗り継ぐために、のぞみもなすのも紙の切符を発券しました。
スマートEXの発券は乗車日の3日前からです
スマートEXで購入したのぞみ分は事前に大阪で発券済みです。
スマートEXマークのついた券売機で発券できます。
受け取りには、受け取りコードとスマートEXのログインパスワードが必要になります。
購入したクレジットカードだけだと楽なんですが、、。
この発券にも一つ注意事項があって、発券できるのは乗車の3日前からになります。
これを知らなくて、行きと帰りの両方を発券しようとしたら行きの分しかできず駅であたふたしました。
後から3日前からしか発券できないと知りました。
皆さんも二度手間にはお気を付けください。
購入したはずのチケットの選択肢がでてこなかったときは焦りました💦
初めて乗った東北新幹線なすのは、綺麗で快適でした
鉄道や乗り物に詳しいわけではありませんが、乗ったことのない乗り物に乗るのときはいつもワクワクします。
今回は、スペーシアXに東北新幹線、普通列車のJR日光線と乗れたので同じくなんちゃって鉄子の母も喜んでおりました。
スペーシアXの感想は次のブログでご紹介いたしますが、座席はスタンダードシートではありましたが、見た目も美しくテンションが上がる列車でした。
東北新幹線に乗るのは今回が初めて。
イメージしていたのはE5系青味がかったグリーンにピンクのラインの車体です。
実はその車体しか知らなかったのですが、それ以外にもいろんな車体があることをホームで見て初めて知りました。
それでも乗ってみたいのはグリーンの新幹線♪
なんちゃってとはいえ鉄子を名乗るのも烏滸がましい知識ですので、自分がどの型の何両編成の車両に乗るのかも把握せず、停車位置にも迷う始末です。
その分目の前にグリーンの車体が現れた時はテンションがあがりました

シートの色も落ち着いていてそれぞれの座席の前にフックが付いていたのが嬉しかったです。
体型に合わせて動かせるヘッドレストが快適でした。3人並びの座席もこころなしかゆったりしていたように感じます。
実際の座席幅は同じみたいなので、気分の問題かもしれません。w
車内で飲んだサンドイッチとビールの味は格別でした。
がんばったご褒美?帰りには車窓から念願の美しい富士山が。
帰りで心配だった新幹線同士の乗り継ぎも、東海道新幹線を降りてから乗り継ぎ改札までスムーズに進み、東北新幹線、東海道新幹線の2枚のチケットを通して無事乗り換えることができました。w
旅慣れていないと色々不安になるものです。
富士山を車窓から見るには行きも帰りも2人がけのE席が一番よく見えるようですが、生憎行きも帰りも3人続きのA・B・Cの席で富士山が見える方角とは反対側でした。
行きは雪が舞う天候だったため富士山を見ることはできませんでした。
この3日間よく動いた母なので、車内では熟睡かな?と思っていましたが、飽きることなく車窓を眺めています。
どうやら富士山を見ようとしていたようです。
時々スマホで現在地を確認していた母が「富士山はもう通り過ぎたんかな?」と言いながら車窓を眺めていたら、、。
「ただいま右手に富士山が見えます」
と車内アナウンスが。
急いで通路を隔てた右側の車窓を覗くと快晴の空の下、雪を頂く大きな富士山がとても綺麗に見えました。
写真撮らなきゃ!
あわててスマホの電源を入れますが、古いスマホのカメラがなかなか立ち上がらない。
そのうちにどんどん富士山が遠くなります。

ドアまで小走りに走って窓から、遠くなる富士山をズームで撮影しました。
2年前に静岡に行った時は見れなくて残念でしたが、とても綺麗な富士山を見ることができて幸せでした。
人は富士山を見るとどうしてワクワクするんでしょう♪
お天気によると思いますが、富士山を見たい方は登りも下りもDかE席がよく見えると思います。
とても綺麗に見える時は、今回のように車内アナウンスがあるかもしれませんので、お見逃しなく♪
次回はスペーシアX編です。