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ロンドンでオススメの美術館「ナショナル・ギャラリー」

2021年5月18日

ナショナル・ギャラリー in london

11月に初めての一人旅で2週間語学留学をしました。

その時にいくつか美術館へ行きましたので場所と感想などをご紹介したいと思います。

ロンドンにはたくさんの美術館や博物館があり、そのほとんどが無料です!美術好きにはたまらない環境です。

見応え充分!ナショナル・ギャラリー

トラファルガー広場のすぐそばにあるナショナル・ギャラリーは、Tubeの「Charing Cross」駅やロンドンバスの「Trafalgar Square」駅からも近くとっても便利なロケーションです。

外観もさることながら内装も素晴らしくドーム型の高い天井や部屋ごとの壁紙の色や模様なども見ていて飽きません。

ナショナル・ギャラリー館内

展示は13世紀の宗教画から19世紀の後期印象派まで年代ごとに別れているのでお目当ての絵画も見つけやすいですし、館内にはたくさんのスタッフさんがおられますので、丁寧に教えてもらえます。

とはいえ、極度の方向音痴の私は見たかった絵にたどり着くのに四苦八苦(;´Д`)。

事前にナショナル・ギャラリーのサイトから館内マップをプリントアウトして、どこに何があるかまで書き留めていったのに、たどり着けない。

せっかく教えてもらっても通り過ぎてしまったり、再度聞き直してまた戻ったり同じ部屋を行ったり来たり💦。

それでも美術館のサイズがちょうどよく全部を見て回れる大きさなので迷子になってもクタクタになることなくしっかり楽しめました。

わざわざプリントアウトしなくても、館内で日本語のマップも売っていますし、有名所は画像つきで部屋番号も載っていますが、それ以外でお目当ての絵がある方は前もって館内マップをプリントアウトしてそこに書き留めていったほうがわかりやすいと思います。

ナショナル・ギャラリー(日本語)サイトから英語版ですがマップを印刷できます。pdfファイルなのでそのままダウンロードすることも可能です。

私は鑑賞後、とても感動して無料で見せてもらったことにちょっと気が引けて、ほんの気持ち程度の料金ですがドネーションの思いを込めて館内マップ(£2)を買いました。

フロアマップ

ナショナル・ギャラリーの見どころ

ナショナル・ギャラリーには2300点を越える収蔵品がありますが、画家の名前だけでも聞いたことがあるような作品が数多く展示されています。

■ルーム51〜66:1200〜1500年(ベリーニ、ファン・エイク、ピエロ、ラファエロ、ウッチェロ)

■ルーム2〜14:1500〜1600年(ティツィアーノ、ホルバイン、ブロンズィーノ、マセイス、ヴェロネーゼ)

■ルーム15〜32:1600〜1700年(フェルメール、ベラスケス、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイク)

■ルーム33〜46:1700〜1930年(ターナー、コンスタブル、スタッブス、モネ、ファン・ゴッホ、スーラ)

■ギャラリーA&F(ストロッツィ、ヴェルネ、ファン・ハイスム)

と館内マップを見ながらここまで書いて気づきましたが、どうやら私はトラファルガー・スクエア入り口から入ったところの場所に行きそびれてました💦。

ザ・ナショナル・カフェに行ってみたかったわぁ(今頃、💦)

フェルメールは2点「ヴァージナルの前に立つ若い女」「ヴァージナルの前に座る女」

私の第一のお目当てはルーム16のフェルメール「ヴァージナルの前に立つ若い女」、「ヴァージナルの前に座る女」。

フェルメール好きとしてはなんとしてもおさえて置かなければなりません。

フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」「ヴァージナルの前に座る女」

今まで絵葉書や本などで見ていた時には他の絵に比べてそんなに気になる絵ではありませんでしたが、実物を見たらどちらも洋服の質感や色、光のさし方などとても素晴らしくずっと見ていたい作品でした。

いつも特別展などで日本に海外の作品が来た時などに、展示された作品を見て、慣れない場所に展示されて落ち着きがないような雰囲気を絵に感じてしまい「なんかそわそわしてはるわぁ」などと思うのですが、このフェルメールの作品は展示されている部屋にもしっくりきている気がしました。

ヤン・ファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像」

次に良かったのはルーム63のヤン・ファン・エイク「アルノルフィ二夫妻の肖像」。こちらはすごい人だかりでした。二人の表情といい部屋の空気感といいなんとも物音を感じないような不思議な雰囲気の絵だなと思いました。

ヤン・ファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像」

印象派好きにはたまらない作品が盛りだくさん

部屋全体がとても華やいでワクワクするような活気を感じたのは、ルーム34の印象派が集う間でした。お客さんの数もダントツでこの部屋が多かったです。

当日は印象派の特別展(有料)をしていたので、いつもの展示と違ったかもしれません。

残念ながらスーラはその中にあって見れませんでしたが、ゴッホ、モネ、ピカソ、ドガ、セザンヌと錚々たる作品の展示に幸せすぎてテンションが上りまくりました。

部屋が活気づいていました
すごい、すご〜い!叫んでスキップしたい感じ😂

他にも魅力的な名作の数々が。

その他にはルーム34のスタッブス「ホイッスルジャケット」などが目を引きました。

こちらの絵はカレル・ファブリティウス「young man in a fur cap」。以前関西の美術展で見て「男前やなぁ」と思ってた絵に再会しました。💘

カレル・ファブリティウス「young man in a fur cap」「

ミュージアムショップも見逃せません

ナショナル・ギャラリーにはセインズベリーウィング入り口すぐのメインミュージアムショップの他にも2nd floorの展示室の間やトラファルガー・スクエア入り口を入ったところにもショップがあります。

メインショップは絵葉書、本、水彩セットのようなグッズや、エコバッグ、ステーショナリー、お菓子、アクセサリーなどとても充実しているので見ているだけでも楽しいです。手頃なお値段のものもあるので、お友達へのお土産選びにもおすすめです。美術好きなお友達に好きな絵のポストカードを送っても喜ばれるかもしれませんね。

その前に、羨ましがられるかもですねぇ。。
ミュージアムショップの絵葉書

私はフェルメールの全作品制覇を夢見ていますので、毎回見たフェルメールの絵葉書は買うことにしています。今回は5枚買うと1枚おまけみたいなセールをしていたので、フェルメールを含む6枚(画像の他にモネとスーラの絵葉書を友人へのお土産に購入)を購入しました。また2枚フェルメールの絵葉書が増えてうれしいです。

トラファルガー広場に行かれた際にはぜひ、ナショナル・ギャラリーにも行かれることをオススメいたします。

ナショナル・ギャラリーの基本情報

・住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN
・開館時間:毎日午前10時~午後6時、金曜のみ午前10時~午後9時
・入場無料
・アクセス
■地下鉄、鉄道を利用の場合
Charing Cross(National Rail、Tube:Northern、Bakerloo各ライン)
Leicester Square(Tube:Northern、Piccadilly各ライン)
Piccadilly Circus(Tube:Piccadilly、Bakerloo各ライン)
Embankment(Northern、Bakerloo、District、Circle各ライン)
■バスを利用する場合
Trafalgar Square(Routes 3、6、9、11、13、15、23、24、87、91、139、176)
※手荷物サイズ:45x25x25cmのサイズを超えないようにご注意ください
※1月1日、12月24日~26日は終日閉館