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トイレのDIYに挑戦-3〜ドアの補修、ペイント、マグネット、モールディング、ドアノブの取り替え

2023年7月1日

そもそもは、古くって役割を果たさないグラグラのドアノブを交換しようと思ったことから始まりました。

交換用のドアノブを購入したものの、そのまま置いとく状態で数ヶ月が過ぎ、さて、変えようかと思った時に、あまりのドアの酷さにひるみ、あれこれと計画するうちに結局トイレ内までDIYすることになりました。

何度も挫けそうになりましたが、出来上がりは思ったより良かったのでやって良かったと思っています。

こんな順番で作業しました
  1. ドアの凹みやすり減りを補正する
  2. 新しいドアノブ用に取り付け部分を調整する
  3. ドアを外す
  4. ドア全体にシーリングする
  5. モールディング用の木棒をカットする
  6. モールディングの取り付け位置を確認する
  7. モールディングにシーラーを塗ってドアに接着する
  8. マグネットペイントを塗装する
  9. ドアを塗装する(2回)
  10. ドアを取り付ける
  11. ドアノブを取り付ける
使用した材料
  • マスキングテープ
  • マスカーテープ
  • 木部用パテ
  • 刷毛、ローラー、トレイ
  • 下地(ヤニ・シミ止めシーラー、がち塗りプライマー)
  • 水性塗料
  • マグネット塗料
  • 半円の木棒
  • 木棒を45度にカットする道具
  • ノコギリ
  • 彫刻刀(ドアノブ取り付け位置調整用)
  • ヤスリ
  • 付け替え用ドアノブ

ドアの凹みや傷を補修する

長年使ううちに角がなくなったり、鍵の代わりにつけていたあおり止めの穴の補正などをしましたが、パテの処理が下手であまり綺麗になりませんでした。

固まってからやすりをかけましたが、かなり硬くて、やすりをかけてもボコボコとしたままになってしまいあまり綺麗に整いませんでした。

あちこちボコボコです💦

最初に塗った時にもっと余分についたパテを取っておくべきでした。

このパテは柔らかくて塗りやすいですが、大きな欠けなどはもう少し硬めのエポキシパテのようなものできっちりと形成した方が良かったと思います。

大きめの穴などは埋めても乾くとパテが痩せるので何回か追加で上塗りしました。

それでもまだ、凹んでいる箇所があったことを完成してから気づきました。。。

壁紙の補正の時も失敗したのに、上達しません💦

新しいドアノブ用に取り付け部分を補正

パテが乾くまでの間、古いドアノブと鍵がわりに使用していたあおり止めをはずし、新しいドアノブがちゃんとはまるかを確認しました。

元のハンドルは円筒錠でしたが、母も開けやすいようにレバーハンドルにしました。

鍵はいらなかったので、ロック機能なしのレバーハンドルです。

ドアノブのネジの位置、ラッチの距離、ドアの幅などを確認して購入したので、だいたいサイズは一緒だったのですが、微妙にストライカーのサイズが大きくて深いのと、ラッチの厚みがあったので、少しずつ削る必要がありました。

これが、かなり大変で、家にはノミがあったのですが、どうも使い方がよくわからず、結局小学校の頃、かれこれ45年ほど前から私→弟→妹と代々使用した彫刻刀で削りました。

この穴が小さかった、、

ラッチが引っかかる部分は円筒状や三角のやすりをやらためったらギコギコして削るという、。

他の方が作業をみたら、「道具に対して失礼だ!」とお叱りを受けそうな使い方だったと思います💦

ドアノブをつける時に一番大事なのは、ラッチの向きだと思います。

説明書には室外側に三角形の斜めの角度がくるように書かれていましたが、なんだか違うような気がして検索をしたら「傾斜があるほうが閉まる側にくるように」とありました。

我が家のトイレのドアはトイレ側に閉めるので、室内側が傾斜のある方ということになります。

これは取り付けてしまう前に確認して良かったです。

止める前に方向を確認した方がいいです

もし、円筒錠からレバーハンドルへの取り替えをお考えの方はこちらのページが参考になると思います。

ドアを取り外してプライマーをスプレー

家具の配置上トイレの扉は全開できなくて、途中で家具にひっかかって止まります。

なので、ドアの下枠の塗装が一部できないこともあって、ドアを外しました。

外す時には、下枠の高さくらいの本などをドアの下に敷くと外しやすかったです。

前回の壁紙の上からの塗装や巾木などを塗る時に使用していたアク止めシーラーがもうほとんど残っていなかったので、扉には以前ホームセンターで購入した「がち塗りプライマー」というスプレーを使ってみました。

以前使用したヤニ・シミ止めシーラーは、水性で匂いもあまり気になりませんでしたが、こちらは室内で吹き付けると匂いがかなりします。

かなり匂います

窓という窓を全開にして吹き付けた後は扇風機も回しましたが、しばらく匂いがしました。

ドアの面裏に吹き付けてちょうど良い量でした。

モールディングをする

普通に塗装だけするつもりが、Youtubeでみたモールディングとやらをやってみたくなり、検索したらクッションモールディングという加工がしやすそうな材料がありました。

しかし、幅が3cmあり、うちのドアには少し太すぎる気が。

できるだけ安くすませたかったこともあり、ホームセンターで探してみると半丸の木棒がありました。

20mmでもまだ太そうで、15mmならちょうどいい感じ。

しかし、本数がなく、悩みましたが本数が揃う12mmであきらめることにしました。

しばらくは、15mmを買い直そうかと悩みましたが、、

結果、12mmでも45度にカットするのが難しかったので、これで良かったと思いました。

長さは900mm。作りたかった枠の大きさには少し足りませんでしたが、棒の長さに合わせることにしました。

妥協だらけ、、💦

2本で1枠、面裏で4枠あるので8本と小さい窓の縁にもつけたかったので、面裏2つの小窓用に1本を購入しました。

材料をカットする

購入した材料を45度にカットするのですが、これが一番の難関でした。

長さの計算間違いに、角度間違いに、、、

そもそも算数レベルで計算が苦手な上に、おっちょこちょいな性格が上乗せされて長さを間違えてカット、台形型にカットすべきところが平行にカット、、、💦

カットする道具もホームセンターで購入しましたが、当初思って今ものはなく、別のものを買いました。

ほんとうはマイターボックスがほしかったんです。

購入したのは45度特化の道具です。最初は難しかったですが、私でもほぼ45度にカットできました。

ノコギリも家にあったものを総動員して試してみましたが、なかなか木を切るのは難しいです。

45度定規は手前に出っ張りがあってそこで木を固定できるのですが、初めてするのと木が半円状なのでノコギリを動かすたびに木も動きます。

近所のSeriaでしばし考えた末、新しいノコギリと防震粘着マット、角材を購入。

これがいい仕事をしてくれました。

粘着マットを角材につけ、その上に木棒を置く。そして45度定規に沿うようにノコギリを引きました。

角材の上に粘着マットを置くことでずれにくくなりました

この小さめのノコギリ切りやすかったです。

カットした面のザラザラをヤスリで研磨して合わせてみたら、だいたい45度でくっつきそうだったので安心しました。

最初に切った木棒がサイズを間違えてしまったために、小窓の一辺が寸足らずになってしまいましたが、追加で買わずに余った木材を足しました。

意外と綺麗に足せました♪

結果的には接合部もあまり目立ちませんでした。

木棒にシーラーを塗る

木棒には、ドアにつける前に残っていたヤニ・シミ止めシーラーを塗りましたが、付けてからの方が良かったなと反省してます。

ドアに付けてからするべきでした

なぜなら、付ける時に微妙な角度合わせや高さを揃えるためにヤスリで研磨した部分があったから。

そのため、シーラーが剥げてしまった部分がありましたので、研磨が終わってから塗るべきでした。

木棒をドアに接着する

大体の位置をマスキングテープを貼って確認してから、木棒を木工用ボンドで付けていきました。

くっつけたところはずれないようにマスキングテープをつけました

高さが違うところや角度が微妙に合わないところは、ヤスリがけ。

接着後マスキングテープでずれないように固定しましたが、木棒がねじれているのか浮きがちな部分があったのでその上から、購入したばかりのビール1ケースを乗せておもしにしました🤣

いろんな使い道がありますね🤣

「速乾」とあるとおり普通の木工用ボンドよりも早くくっついたような印象です。

蓋で立てられるのが便利です。

後日に接着具合を確認したところ、やはり木棒がねじれていると思われる部分にはドア面との境目に隙間がありました。

他のところはちゃんと接着されているようだったので、その隙間は木工パテで埋めました。

この時に細い隙間に塗るために、空になった木工用ボンドの先を木工パテのチューブの口に押し付けながら出したら結構いい感じにでました。

モールディングの45度の接合部も隙間が空いているところはパテで埋めました。

 この後ヘラでならして、余分なパテは拭き取りました。

この時点ではまだうまくいっているのか想像できませんでした

マグネットペイントを塗装する

今回モールディングの他にやってみたかったことが、磁石がくっつく面を作ってみたい、ということでした。

マグネットペイントは、いつかつかいたいと買ったまま置いていたので満を持しての登場です♪

トイレ内側のモールディング上の段に塗ることにしました。

この塗料は下に磁石の粒子が沈んでいるので蓋を閉めてしっかり振ってから、開けてもそこの方から何度も混ぜた方がいいです。

混ぜているとだんだん均等に混ざってくるのが手に伝わってきます。

ちなみにこの時点では、モールディングはまだ付けてなくて、マスキングテープで設置位置のあたりをつけた状態です。

磁力を強めるには重ね塗りが必要です

1度目は刷毛で塗ったのですが、ちょっと凸凹した感じになったので、できるだけ平滑に塗るためにその後はローラーで塗りました。狭い面だったこともあり、綺麗に濡れたと思います。

刷毛で塗ると刷毛目の凸凹が目立つ感じ

アマゾンのレビューにもくっつく力が弱いと書かれていたので、塗るたびにどのくらいくっつくかを確認していきました。

当初は3度塗りの予定でしたが、まだ少し磁力が弱いなと感じたのと、塗る範囲が32cm×54cmほどで、塗料に余裕がありましたので、4回塗りました。

4回塗って正解でした。

他の箇所と厚みや地の質感は変わってしまいましたが、モールドに囲まれた中ということで、仕上げの塗装後もあまり気にならないかなと思います。

緩めの磁石はやはりくっつきにくいかと思いますが、仕上げ塗装後もちょっと重めのものでもわりとしっかりくっついてくれています。

塗装後も結構くっついてくれてます

ドアを塗装する

いよいよ塗装です。パテで修復して凸凹したところや心配なところをもう一度サンディングしましたが、仕上がりが想像できずに不安でした。

塗装1回目〜あまりのムラに仕上がりが心配に

まず、刷毛で塗るのか、ローラーで塗るのか、迷いながらもとりあえず、細かいところから先に小さな筆で塗っていきました。

その後、トイレ内の面(マグネットペイントをした面)を、刷毛で塗り始めましたが、、、。

前回塗った木部とは質感が違うからか筆跡は目立つし塗料の多い少ないや、少し塗料を弾くところも、、。

手前側に塗料を塗りすぎました

塗料を弾いたところは、多分プライマーをちゃんと均一に塗れていなかったからかなと思います。

その後ローラーでも塗ってみましたが、なんだかあまりのマダラ具合に一気に気力が萎えてしまって、元の地が見えたままのところも残ったまま塗り終えてしまいました。

反対面は最初からローラーで塗りましたが、こちらの方が均一に塗れた気がします。

しかしやはり地が透けている箇所もあります。

1回目ローラーで塗った後です。

こういう作業は集中力が命ですね

午後からの用事のことを考えながらだったので、気持ちが焦っていたのかもしれません。

凹みやペイント跡を修正

後日に気を取り直し、2度目の塗装時に影響しそうな筆跡や塗装が垂れたまま固まってしまったところなどをヤスリやカッターで修正しました。

凹みの補修不足のところも追加で木工パテを塗り、サンディング。

後悔しないように2回目までの準備をしました。

塗装2回目〜刷毛かローラーかを延々悩んだ末、、

・・・閑 話・・・

実はこの日に全ての作業を仕上げてしまわなければならない理由がありました。

焼肉がかかってましてん😅

9月初めから開始したこの作業、9月の半ば時点の進み具合を見て、弟は9月中には絶対終わらないと思ったようです。

「今月中に完成したら焼肉ご馳走してあげるよ♪」というではないですかっ!

途中何度かのつまづきがあったものの、この言葉のおかげで、がんばって突っ走ることができました🤣

そして、今日が9月最後の休みの日です。

なんとしてでも仕上げなければ、、。

こんな時いつも思い浮かぶのは母が子供の頃に臨場感たっぷりに語り聞かせてくれた「人間になれなかった鬼」の話です。

人間になりたかった鬼が神様と約束をして明日の朝までに麓から山上まで100段の石段を作ったら人間にしてあげようといいます。

鬼は一生懸命に石段を作りましたが、あと1段というところで安心して一休みをしてしまいます。

そして、気づいた時にはおひさまが、、、。

というお話なのですが、母が、この話を歌あり声色ありの白身に迫る語りで聞かせたものですから、3人兄弟全員の幼少期の思い出として深く刻まれています。

そして、ことあるごとに、「ここで休んではいけないよ。最後までやってから休むのよ」と自分に言い聞かせることになったのです。

すみません、長々と本題と外れてしまいましたが、そんなわけで、気を抜かずに今日中に仕上げるべく集中してやっていきたいと思います。

これで最後の仕上げとなるので、延々とハケにするかローラーにするかを悩み続けました。

ローラーの方が綺麗に塗れるとは思ったのですが、細かいところや狭いところはやはり筆やハケが必要です。その部分とローラー部分の差がでるのが不安でした。

刷毛で塗ってしまうというのは、1回目の時に塗料の量が偏ってしまったり刷毛の跡がかなり残ってしまったこともあって果たしてどこまで刷毛の跡と均一に綺麗にすることができるのか不安でした。

結局、1回目の時と同じように、トイレ内部に面したドア面は刷毛で、外側はローラーで塗ることにしました。

めちゃめちゃ集中して息を留める勢いでがんばりました。

塗った直後はハケ跡が目立つ感じでしたが、乾いてみればあまり気にならないかなと思います。

右がハケで塗った面、左がローラー面

反省点

ハケに関しては左右のモールドのない部分は一気に下まで塗ってしまった方がよかったかなと思います。小さな小窓部分までを端から端まで塗った跡縦に塗ったので、その部分で塗料が少し盛り上がっています。

ローラーに関してはやはり狭い部分やモールド周辺が難しかったです。

それと、乾く前に見つけた失敗が気になってその上から塗ろうとしたり、刷毛の毛がくっついてしまったところを無理やり剥がそうとしたりして、さらに傷口を広げる結果になったところもありました。

とはいえ、乾いてみると、そこまでわるくないのでは?♪という仕上がりになったと思います。

ドアを取り付ける

触ってみたところ表面は乾いたようで跡が残ることもありませんでしたので、ドアをトイレの外枠に取り付けることにしました。

何せ時間がないもので、、

下枠の高さと同じくらいの雑誌の上に置いてつけました

先に外枠に丁番を取り付けてからドアにつけます。この時も下枠の高さくらいの本などの上にドアを載せるとつけやすかったです。

ドアがついた時ちょっとテンションが上がりました♪

開閉具合も問題なさそうです

ドアノブを付ける

いよいよドアノブです。

ここでも失敗しています💦

扉枠側に確保した溝がきつすぎて、再度調整しながらストライカーをつけたり外したりしている間に、、、。

ストライカーの上の引っ掛かりが取れてしまいました💦

上の引っ掛かりの部分が取れました💦

仕方なく何事もなかったかのようにそのまま上からストライクを付けましたが、、。

ラッチ側もやはり少し穴が浅かったようなのでこちらも再度彫刻刀で彫りました。

彫刻刀で削りました

説明書によると円筒錠からの取り替えの場合はネジ筒を使ってネジを固定させると書かれているのですが、我が家のドアの形状とはちょっと違う感じで、ネジ筒を使うのかがわからず、そのまま両サイドから普通にネジで止めました。

今のところ問題はなさそうです。

まとめ

今回は扉の補修から塗装、マグネットペイントで磁石がつくようにする、ドアノブの取り替えをしましたが、やはりどの順番でやっていくのかは最初に計画した方がいいと思います。

私は「こんな順番でやりました」の順番を一応書き出してから始めましたがl、それ以外の細かい手順はあまり決めずにしてしまったので、後からヤスリ掛けをしてしまってからプライマーを塗るべきだったとか、順番が前後してしまった箇所も出てきました。

もう少し細かい計画も必要だったと思います。

とわいえやってみないとわからないこともありますので、その時はその時で楽しんでやっていければと思います。

画像によって色目が全然違うようになってしまってすみません。光の加減や角度などでいろんな色になってしまい調整しようとしましたが、、実力不足でした💦

ドアノブ以外の動画も出来ました。長すぎたのでドアノブの動画は別に作る予定です。

素人が試行錯誤しながらの作業なので、ツッコミどころが満載かと思いますが、ご覧いただければ幸いです。